高知東ロータリークラブ運営方針
ロータリーの歴史を学び、その実践に努めよう
高知東ロータリークラブ
2024-2025年度
会 長 佐野博三
2024-2025年度 国際ロータリー会長 ステファニー A. アーチック会長の方針は「The Magic of Rotary」ロータリーのマジックです。そして、ロータリーの行動計画を推進し、継続と変化のバランスを取り、平和のために活動するよう会員に促しています。
第2670地区 夏見良宏ガバナーの方針は「インパクトをもたらそう 青少年に夢を」であり、地区とクラブの共同目標として、
優先事項1「より大きなインパクトをもたらす」の目標
1.ポリオを根絶
2.ロータリー財団への寄付
3.「青少年に夢を」プロジェクト
優先事項2「参加者の基礎を広げる」の目標
1.多様性、公平さ、インクルージョンを育むための活動を推進する
2.新たなパートナーシップを築く。「会員増強と新クラブ設立」
3.公共イメージ向上
4.海外地区・クラブとの交流
優先事項3「参加者の積極的なかかわりを促す」の目標
1.ロータリーファミリーの積極的参加
2.ロータリークラブとローターアクトクラブ間の協力とつながりを強化する。
優先事項4「適応力を高める」の目標
1.革新的なアプローチ「インパクトをもたらそう」
2.DEI活動の推進
3.RLIの理解
を掲げております。
ポールハリスが、1905年シカゴで、ロータリーという組織を作り、その活動を始めてから119年という長い年月が経っています。一世紀を超える時間がたち、世界は歴史的にも、社会的にも大きく変化してきました。
しかしながら、ロータリーの当初の目的であります親睦と奉仕を中心とした概念は一貫して変化しておりません。それは、このロータリーの目的が如何に人類にとって普遍的なものであるかを物語っています。
しかし、ポールハリスが唱えたように、時代の進展に伴い、様々な社会的事案は変化しているところであります。そのためには、ロータリーの原理原則については徹底的にこれを守り、逸脱することがないように心がけ、それと同時に、細事については時代に即して変化していかなければなりません。これが、われわれに課せられた使命ではないでしょうか。まさに国際ロータリー会長 ステファニー A. アーチック会長の方針の中にある「継続と変化のバランス」ではないかと思います。
これまでのロータリーの歴史を見ると、日本や世界各地の理知に富んだ多くの人々が、ロータリーの原理原則を中心に置きながら、歴史の進展とともに変化させ、より良いロータリーの目的の実践を図り、人類の安全と世界の平和に貢献してきたことがわかります。そのロータリーの輝かしい歴史を学び、叡智ある人々の業績をしのび、これからのロータリーの活動はいかにあるべきかを考えていく必要があるのではないでしょうか。
そのためには、クラブ奉仕をはじめ職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕の五大奉仕の積極的な活動を推進し、その実施において、時代に即した対応を取る必要があります。なかでも、現在の世界の情勢は、20世紀の戦争が終末を迎えたかと思いきや、今世紀も悲惨な戦争がウクライナやパレスチナで続いており、青少年に夢を与えるような世界には程遠い状況です。今こそ「平和を優先する」という言葉が必要なのです。
以上の考えのもとで、ロータリーの基礎となっておりますアメリカのバーモント州ウォーリングフォードの寛容と善意と奉仕の精神を忘れることなく、クラブにおいても、よくその精神を培い、楽しく奉仕活動を実践してまいりましょう。